ー闘病記15ー

○リハビリ リハビリは術後一週間頃からはじまりました。 一週間ベッドの上にいたので筋力が衰えているからと、スクワットやお尻上げ20回などから始めました。 熱があるので病室内で出来るストレッチばかりです。 クロストリジウム・ディフィシレという菌が悪…

ー闘病記14ー

血液中のナトリウムが不足しているらしく、毎食後4gのナトリウムが処方されていました。 塩だけを飲むというのはなんと苦痛なことか、 おかゆの時は食前に持ってきてもらい、おかゆに混ぜて食べたので​すがごはんにかわると塩だけを飲むしか方法がなくなって…

ー闘病記13ー

自室でシャンプーしてもらった翌日、膀胱のカテーテルが外された​ので、お風呂に入っても良いとのことでした。 久しぶりのお風呂です。(3週間ぶり) お風呂と言っても湯船には入らずシャワーだけでしたが、とってもさっぱりしました。 ただ、自分でシャンプ…

ー闘病記12ー

ナースセンターの隣の部屋には山口さんというくも膜下出血で入院​されている方がいました。 今度の出血は2度目だそうで、最初の出血の時は他の病院に入院されたそうです。 主人が帰ったあと、山口さんに色々とお話を伺ったのですが、部屋​が暗い上に顔を動か…

ー闘病記11ー

手術後、NCU(脳外科専門のICU)へ入りました。 目が覚めるとS先生が人差し指を出して「手を握ってごらん」というので、 思いっきりぎゅっと握りました。 握る事が出来るようならOKのようで、良々とうなづいていました​。 『呼吸器はしばらく付けたままにして…

ー闘病記10ー

月曜日に入院して手術は木曜日、 それまでは暇なので外泊しても良いと言うのですが、 それなら入院する日を少し送らせてくれた方が良かった。 気楽に外泊というけれど、新幹線使って帰るのだから往復2万の交​通費がかかるので、そうやすやすと帰れるわけがな…

ー闘病記9ー

いよいよ本入院ですが、ほとんど誰にも言わずに入院することにしました。 入院当日も一人で名古屋まで行きました。 朝9時50分に着くためには6時半に家を出ないといけません。 駅から病院までのバスが遠回りするバスしか無く、ギリギリの時間​に着きました。 …

ー闘病記8ー

検査後は身動きできずエコノミークラス症候群になり易いので、 血栓ができないように弾性ストッキングというものを履かされまし​た。 ハイソックス位の長さのつま先と踵がないトレンカのようなソックスです。 弾性と言うので、凄くサポート性がある物を想像…

ー闘病記7ー

検査入院は、4月の30日から5月の2日の3日間です。 ゴールデンウイーク中の入院で今回のドールショウは見に行く事が​出来なくなりました。 入院当日は二人で行くことが出来ないので、一人で入院することになりました。 名古屋駅から名鉄に乗り換えができるか…

ー闘病記6ー

さて、半月後の診察の日です。 新幹線で名古屋まで行き、名鉄に乗り換え約15分そこからバスで​さらに15分かかります。 大学と病院以外何もないような所です。 脳神経外科の待合室で待つ事◯時間、やっと名前が呼ばれ診察室へ​。 副院長先生はこの大学病院を…

ー闘病記5ー

3月22日から24日の3日間、検査入院です。 初日は検査もなくシャワーを浴びて計画停電のために真っ暗な中、 夕食を頂きました。 翌日は検査の日です。 午前中に検査が終り、脳動脈瘤のクリッピングで有名な副院長先生​が診察して下さるので、ご主人も一緒にい…

ー闘病記4ー

眼科では視野検査の他にいろいろ検査をしていたら網膜穿孔があることがわかりました。 網膜穿孔とは網膜剥離の一歩手前で、一刻も早く手術をした方が良いとのことなので、お願いすることになりました。 手術自体は目にレーザーを当てるだけということなので…

ー闘病記3ー

近所の整形外科でMRIを撮ってもらい、画像を脳外の先生に渡す​と早速診断してくれました。 「CTだと下垂体腫に見えたけれど、MRIの画像だと頭蓋咽頭腫​みたいだね。」 先生の先輩にあたる人が川崎の病院で週に一度診察しているので その先生に紹介状をかいて…

ー闘病記2ー

下垂体腫の場合は開頭してのオペではなく鼻の奥の頭蓋骨に穴を開​け そこから内視鏡で腫瘍を摘出するオペになるそうです。 開頭しないので入院も1週間程度、危険も少ない手術と伺いました​。 ただ、下垂体はホルモンの生産を司っていますので ホルモンバラン…

ー闘病記1ー

globeのkeikoさんがくも膜下出血で入院されてから1ヶ​月が経ちました。 多分、私と同じような病気だと思われとても他人事とは思えません​。 くも膜下出血になる原因の8割は脳動脈瘤だそうです。 私の場合はくも膜下出血になる前に動脈瘤を発見できて手術をし…