ー闘病記8ー
検査後は身動きできずエコノミークラス症候群になり易いので、 血栓ができないように弾性ストッキングというものを履かされました。
ハイソックス位の長さのつま先と踵がないトレンカのようなソックスです。
弾性と言うので、凄くサポート性がある物を想像したのですが、 意外と柔らかく伸縮性がありました。
足の付け根の動脈を切ったので動くと血が止まらなくなるので、 絶対安静、安静にしていると血栓ができる。
ソックスを履くだけで予防できるならおとなしく履いていましょう!
看護師さんのされるがままになって、いうことを聞くことにしました。
夜中ですが、絶対安静の時間が終了し動脈を抑えていた絆創膏を剥がす時がきました。
オレンジの香りがするオイル状の液体をかけて、絆創膏をはがしてくれました。
これをかけると絆創膏のネバネバが残らないようです。
まだ歩いてはいけないのですが、これで寝返りはできるので一安心です。
翌日は退院なので安心して眠りました。
さて翌日、朝、熱を測ったところ少し熱がありましたが、特に何も言われませんでした。
主人が来て退院手続き、先生の診察がおわり、いざ帰ろうと思ったら、 すこし頭痛がするので、看護師さんにうったえるともう何もすることがありませんとのことだった。
これから新幹線に乗って帰るので、気合をいれて病院を後にしました。
本入院は5月9日になりました。
一週間後にまたここに来なくてはいけないのです。
それまでうちでゆっくりすることにしました。