ー闘病記7ー

検査入院は、4月の30日から5月の2日の3日間です。

ゴールデンウイーク中の入院で今回のドールショウは見に行く事が​出来なくなりました。

入院当日は二人で行くことが出来ないので、一人で入院することになりました。

名古屋駅から名鉄に乗り換えができるか不安でしたが、予定の時間より一本早い電車に乗ることが出来、順調な滑り出しです。

病院に着くと、病棟からお迎えが来て希望していた2人部屋に案内して貰いました。

同室の方は今日退院だそうで、二人部屋にひとりで過ごすことにな​りました。

入院当日は特になにも無く、オリエンテーションだけで終わりまし​た。

翌日は検査です。

血流を止めるために脚のつけ根の動脈からカテーテルを入れ、 バルーンを膨らませて15分間血流を止められるか確かめる検査で​す。

検査をしてくださる先生は30代の少し若めの血管専門の先生です​。

笑点の座布団を運ぶ山田君にちょっと似た感じの童顔の優しいH先​生です。

いよいよ検査当日、手術室に行くのかと思ったらCTやMRIを撮るようなお部屋でした。

私の頭の上あたりにモニターのようなものがあるらしく、 みなそこを見ながら話していました。

いざ血流を止める時が来ました。

ただいま5分経過です.10分経過です。と看護師さんのカウントダウンに無事クリアーできますようにと皆祈りながら聞いていました。

そこにいた先生達は後に本入院した時に担当医となるM先生やその上司のW先生もいたのです。

無事血流を止めることが出来、カテーテルを抜いた右脚を押さえていたW先生はゴッドハンドと呼ばれて照れ臭そうにしていました。

左脚にはまだカテーテルがはいっていたので、M先生が脱いてくれ​ましたが、 抑え方が強くて少し気持ちが悪くなりかけました。

ゴッドハンドと普通のハンドとの違いはそこなのかなぁと考えていたら気持ちが悪いのもおさまりました。

  動脈を切っているので7時間絶対安静、足を曲げてもいけませんときつく言い渡されました。

堅いベッドで寝返りも打てないのはつらい! 翌日は退院、一晩我慢だー!