ー闘病記3ー
近所の整形外科でMRIを撮ってもらい、画像を脳外の先生に渡すと早速診断してくれました。
「CTだと下垂体腫に見えたけれど、MRIの画像だと頭蓋咽頭腫みたいだね。」
先生の先輩にあたる人が川崎の病院で週に一度診察しているので その先生に紹介状をかいてくださる事になりました。
ご紹介頂いた先生はテレビにも出ている有名な先生らしいです。
紹介状を持っていざ、川崎の病院に。
人当たりの良い優しい先生でした。
頭蓋咽頭腫とは頭と首の骨の付け根すなわち脳の中心部にできた腫瘍です。
手術は開頭し腫瘍を摘出する方法もありますが 体に負担の少ない(低侵襲といいます。)内視鏡での手術が得意な先生で その方法で行うことにしました。
頭に五百円玉程度の穴を開けそこから内視鏡を入れて腫瘍を取ります。
内視鏡では完全には取り切れないので場合によってはガンマナイフ等の放射線治療を術後行います。
眼科で受けた検査の結果と整形外科で撮ってもらったMRIの画像を持参したのですが、改めて血管も写るMRI検査をすることになりました。
翌週に視野検査を、MRIは3月11日に受ける事になりました。